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天皇陛下の仕立て屋(カッター&テーラー)
「金洋服店」プレタポルテ 受注会
「最近は機械が大変に進歩しましたし、コンピューター制御のものなど、素晴らしい機械も登場しています。でも私はやはり手を使う仕事にはどうしてもかなわないと信じているのです。それは、機械はどんな勝れた物でも人間が作ったものですが、人間の手は神様がお作りになったものだからなのです。」 |
服部 晋 |
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金(きん)洋服店(ようふくてん) 店主・服部 晋(すすむ)氏といっても一般の方にはあまり馴染みがないかもしれません。銀座にきらびやかな店舗を構えているわけでもなく、閑静な住宅街にあるそのお店は看板すらなく、周りの風景に完全にとけ込んでいます。しかし、その民家のようなお店の主がタイトルにある通り、天皇陛下の仕立て屋、服部晋氏です。
服部氏は最高の手仕事を求めるがゆえに、顧客をみやむに増やさず、happy few(幸福な一握りの人たち)の為だけに奉仕してきました。しかし、近年その後継職人の技術継承の機会の減少を憂い、少しでも多くの人に手仕事の素晴らしさを広めるべく、プレタポルテを始める決断をしました。そして、記念すべき初の受注会の場所として選ばれたのが、ザ・ジョージアンクラブの2階、ダンディーズルームです。
スタイルやサイズがサンプルからの選択となり、仮縫いが入らないということから、「プレタポルテ」なのであり、丁寧な縫製や完成まで約一ヶ月を要する受注生産であること、快適な着心地という観点に立てば、実はビスポークと同様であると形容していい、正に「特別なプレタポルテ」です。この服の前では、名ばかりのビスポークやオーダーメイド、有名ブランドの高級プレタポルテも顔色を失うでしょう。
今までのプレタポルテや注文服に納得いかない方、ロンドン・サヴィルローまでわざわざ服を仕立てに行くのはちょっと・・・という方、天皇陛下の仕立て屋が作った服を着てみたいという方には貴重な機会となることは間違いありません。サヴィルローでスーツを誂えている弊店オーナー吉村隆郎も驚いた高い技術と真摯な職人業が創り出す着心地を是非実体験して下さい。
日時 |
2007年7月15日(日)、16日(月)
両日とも11時〜12時、13時〜20時
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場所 |
2階ダンディーズルーム
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価格 |
ジャケット189,000円(税込み)〜 |
お問い合わせ |
金洋服店 Phone 03-3409-9339 |
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