紅茶メニュー Darjeeling ダージリン |
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紅茶
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お茶は「中国種」と「アッサム種」の2種にわけることができ、
紅茶の栽培に向いているのは後者である。
紅茶は緑茶と同じツバキ科の常緑樹、学名を「カメリア・
シネンシス」といい、もともとは中国の雲南省からチベット、
ミャンマーにかけての山岳地帯で自生していたといわれる。
現在のようなインドを中心とした生産の起源はイギリスが
自国に必要な紅茶を中国以外の地で栽培、自給、他国へ輸出
しようとしたのが始まりである。今日では、インドをはじめ、
スリランカ、ネパール、中国など世界各地で様々な味わいの
違う紅茶が生産されており、色々なシチュエーションで楽し
むことができる。
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Darjeeling ダージリン
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世界三大銘茶、紅茶の最高級品として有名なダージリン。
その故郷はインド西ベンガル州の最北端、ヒマラヤ山脈を
背にする標高500m〜2,000mの山岳地、ダージリン地方。
昼夜の寒暖差が大きく、それにより生じる濃い霧のため、
独特のすばらしい芳香をもつお茶を生み出す。また、茶樹
がアッサム種(インド茶)ではなく、中国種であることも、
ダージリンをダージリンたらしめるのに一役買っている。
「紅茶のシャンパン」と称される、薄いオレンジ色の茶液と
高貴な香り、特有の渋みが特徴。
ダージリンは春、夏、秋と年3回のクオリティーシーズンが
あり、季節によって味も香りも大きな違いがあります。当店
ではシーズン毎に選び抜いた農園別にご用意しております。
それぞれの味わいをどうぞお楽しみ下さい。
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ファーストフラッシュ
軽い雨期が訪れ、いっせいにやわらかな新芽が芽吹く3〜4月、
その年最初に採れた紅茶。若々しい緑葉の多いお茶で、繊細
で清らかな香気ときれいな淡い黄金色の茶液をもつさわやか
なグリーンフレーバーは春の訪れを感じさせる。
Snow view スノービュー農園
選りすぐりのチャイナ種の若い茶樹から摘み取られた茶葉。
若葉の心地よい渋味と新鮮な果物の芳醇さが口の中で混ざ
り合い、スッキリと味わえる紅茶です。
Thurbo タルボ農園
躍動感にあふれ、繊細にして力強く、茶液は美しく輝く
黄金色で、飲み応えは充分な熟成感を味わえる紅茶です。
Barnesbeg バーネスベッグ農園
茶液は美しく透き通るようなオレンジ色で、カップに
注がれた香りは甘く、グリニッシュな魅力に溢れています。
味わいは清らかで、凛とした紅茶です。
セカンドフラッシュ
5月から6月にかけて収穫されるセカンドフラッシュ。
葉がしっかりしてきた分、味、コク、香りともに円熟味を
増し、しっかりした味わいが楽しめる。
この時期の上質なものにはマスカテルフレーバーと呼ばれる
芳醇で豊かな香りがあり、果物の熟したような甘みとボディの
あるおいしさを持つ。深いオレンジ色で美しい輝きを放つ。
Thurbo タルボ農園
注がれるカップからは果実の香りがし、茶液は濃い赤色で、
一口含むごとに透き通るような味わいは、最後まで楽しめ
る紅茶です。
Lingia リンギア農園
夏摘みらしいしっかりとした味わいと、いきいきとした
爽やかな香りがあり、茶液は美しく澄んだオレンジ色で、
渋味と果実味がもたらす心地良さは安堵感があります。
Margaret’s hope マーガレッツホープ農園
茶液は落ち着いたオレンジ色で、渋味が少なく、飲むごと
に楽しめ口腔から抜ける香りは、切れのある魅惑的なマス
カテルフレーバーが待つ紅茶です。
オータムナル
雨期が終わった10月末〜11月、少量だが良質な茶葉が採れ
る一年最後の摘み取り時期。
オータムナルと呼ばれる秋茶は、甘味の増した味わいと深い
コク、円熟した香気が絶妙なバランスをつくりだす。赤色が
かった濃い茶液が特徴。
Sungmaサングマ農園 Yamadabari
深い眠りから覚めたモルトウィスキーのように、芳醇で
甘く、深いコクがあり、オータムナルらしさを発揮して
いる。茶液は美しく、透き通るような赤色。
Thurbo タルボ農園 Memorial Tea
3種類のオータムナルの中では特徴的な茶葉で、香りと
味にかすかにスパイシー感がある。
茶液はブランデーのような明るいオレンジ色。
Margaret’s hope Clonal Tippy
深く赤みを帯びた茶液で、程好い渋みと果実のような甘み
が溶け合い、秋の魅力を充分表現し、男性的な力強さを感
じさせる。
Earl-Grey アールグレイ
紅茶に香り付けをした数あるフレーバーティーの中で一番
知られるアールグレイ。この紅茶は中国種茶をベースに
したブレンド茶葉にベルガモット(ミカン科のフルーツ)の
香りを加えたもの。
この独自の香りは1830年代中国からイギリスに渡り大変な
人気となった紅茶、正山小種(ラプサンスーチョン)の香りを
イギリスの茶商達が再現しようとし、生まれた。
この気品高い紅茶がもつ芳醇な香りから、ミルクティーに
しても独特のエキゾチックなフレーバーが生きて、ひと味
違った味わいが楽しめる。
Assam アッサム
北東インド、アッサム州のブラマプトラ河両岸に広がる、
インドで生産される紅茶の半分を占める世界最大の茶産地。
1830年代、イギリスの植物学者がこの地に自生する茶樹を
発見。これが現在のアッサム種で、中国種とは別のものと
わかり、ここにアッサムティーが誕生する。河と渓谷、
そしてヒマラヤ山系に囲まれた、高温多湿、世界有数の
多雨地帯という地理、気候は茶栽培に最適な条件を与えて
いる。アッサム茶の特徴は、深い赤褐色の茶液と豊潤な
フレーバー、そして重厚感のある甘みとコク。その濃厚な
コクがミルクティーに適している。
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